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御殿荘だより
早春の花たち
永い冬が終わって、桜の季節まであと少し。 華やかな桜の季節の前に、可憐で可愛い花たちが御殿荘に彩りを添えています。 この鹿児島紅梅は浩宮様、今の徳仁天皇様が学習院高等学部の研修旅行の際に植えていただいた記念樹です。今年とても美しく咲きました。 (1枚目:沈丁花、2枚目:木蓮、3枚目:馬酔木、4・5枚目:鹿児島紅梅)
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御殿荘だより
如月
2月も中旬になり、かなり寒さがやわらいできました。 そして、当館の庭にも気が付けば春の訪れを知らせる花が咲き始めました。 まず一つ目が梅でございます。 梅は、古くから桜とともに、日本人に愛されてきました。 種類も多いですが、花の色も様々です。桜と比べると芳しい香りが広がります。 次に、水仙。早春の可憐な花ですが、別名をご存じでしょうか。 雪の中でも春の訪れを告げることから雪中花と呼ばれています。 皆様のお越しをお待ちしております^^
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御殿荘だより
令和2年
冬のさびしい庭に鮮やかに色をそえる山茶花。 意外と知られませんが、日本で生まれたお花です。 山茶花と椿の違いを知っていますか? 散るときは椿は花首から落ち,山茶花は花びらから落ちます。 色によって花言葉がが違うのもおもしろいですよ^^
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御殿荘だより
初冬
朝夕の冷え込みが日ごとにましてまいりました。 一夜造りの学問所と紅葉。今年も一夜御殿の奥の紅葉が錦色に染まって、まだ見頃です。 万両、千両、南天。赤、オレンジの実をつける植物。 実が葉の下に垂れ下がる万両。実が葉の上向きに囲ってつく千両。たくさんの実をぶどうの様につける南天。 違いがわかりますでしょうか。その違いを御殿荘の中庭でぜひお確かめください。
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霜月
朝夕は、肌寒さを感じるようになりました。 中庭の草花も秋の風情を感じることができます。
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神無月
秋の茶室に彩りをそえる紫式部 紫式部の名の由来は、紫のシキミ=「たくさん実が実る」からきていると言われています。 ◎聖護院門跡の秋の特別公開スタート致しました。
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長月
9月に入ってもまだまだ残暑が厳しいですが、お料理・売店の商品は少し早い目に秋に衣替えしております。
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葉月
夏本番お庭の蓮も槿も夏の彩を見せ、中庭では待ちわびたかの様に蝉が鳴きはじめました。
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梅雨入り
ようやく梅雨本番。今年は少し遅い梅雨入りです。 当館の樹々もこの雨季を待っていたように紫陽花、杉苔が彩りを添えています。
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水無月
今、御殿荘の庭園の木樹は、ピンク、白のさつきの花が鮮やかに生える新緑の季節から、間もなく雨露に濡れる額紫陽花、杉苔が美しい雨季の準備をし始めています。
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秋の中庭
今年も聖護院御殿荘の中庭は、鮮やかに色づいております。
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春の中庭②
今年も当館自慢のしだれ桜が開花いたしました。 例年より1週間ほど早い開花状況ではございましたが、例年同様に見事に満開を迎えました。 しだれ桜が見頃を終える頃には大山桜が満開を迎え、春の中庭を彩ってくれました。 いまは綺麗なピンク色の桜の花びらたちが、中庭一面をピンク色に埋め尽くしております。